「考える」を考える

勉強

「考える」ってどうやるの?

最近、Twitterを見ていると、「考える」というキーワードがよく出てきます。「もっと考えなきゃだめ」とか「考えが甘い」とか。この「考える」という行為をはたして、適切に行える人がどのくらいいるのだろうか、とふと疑問に思ったので、今回は「考える」をテーマに少しだけ書こうかと思います。

ちまたでは、「ロジカルシンキング」とう言葉をよく耳にしますし、書籍もたくさんありますよね。私も、入社したての頃は、この手の本を読みあさっていた記憶があります。また、10年くらい前には、「クリティカルシンキング」という講義を受けたことがあります。

この「クリティカルシンキング」の講義を受けた時は30歳くらいだったでしょうか、ものすごい衝撃を受けました。この「考える」という行為が、この歳になって全くできていなかったことに気づかされたからです。あんなに本を読みあさっていたにもかかわらず!?

「クリティカルシンキング」はビジネススクールの講義の一つになっています。30歳前後の人たちがこの講義を受けますが、最初からできる人はいませんでした。それも、会社から選抜されてくるような、いってしまえば、結構優秀な人ばっかりなのにです。

「考える」というのは、体系的に学び、訓練を重ねて少しずつできるようになってくるというのが私の実感としてあります。

なので、安易に「よく考えるんだ!!」といわれても、本当に考えられる人は、ほんの一握りなのではないのかな、と思ってしまいます。「考え方」について、これまで体系的に教えてもらった経験のある人はどのくらいいるものでしょうか。さらに、訓練している人となるともっと数は減ると思います。

最近、この講義を振り返ってみましたが、自分はまだまだできていないな、と感じます。

クリシンを学ぼう!

ということで、自分の復習もかねて、クリティカルシンキングについて整理してみました。

今回は、さわりまでです。まだまだ深いので、今後、資料を更新していこうと思います。

興味のある方は、是非この本を読んでください。また、「理解する」、だけでは駄目で、「できる」ようになることが非常に重要なポイントです。それには、訓練が必要です。

何回もいいますけど、理解するのは簡単です。ただ、できるようになるのは非常に難易度が高いです。何がそんなに難しいかはまた別の記事に譲ります。

では、また。

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